2024.06.24 資源大国日本へ
東京大学と日本財団は、南鳥島沖で日本の排他的経済水域(EEZ)内に、レアメタルを含む海底鉱物資源が約1万平方キロにわたって高密度に分布していると発表した。推定される資源量は約2憶3000万トン。このうちコバルトは約61万トン、ニッケルは約74万トンと見積もられ、それぞれ日本の消費量の75年分、11年分に相当するという。
既存技術を活用して国産化・商業化出来れば経済安全保障上のメリットは大きいと思うので、官民で総力をあげて南鳥島沖の資源開発を進めて欲しいと思います。
ただ、現代の日本はAIや医療は優秀な若者に人気ですが、化学はいまいち人気がないように思います。日本の化学者はアピール不足だと思います。エネルギーがなければ人類は何もできないので、研究費を集中投下して、今回の発表を契機に若者に化学の良さをもっとアピールして欲しいと思います。