2020.12.22 検察事務官から検事正に
旭川出身の岡田博之さんが事務官出身の検察官として初めて検事正に就任しました。
高校卒業後、求人募集があった地検の事務官になり、初日に「将来、副検事、検事になる道がある」と言われ、地道に努力され、司法試験に合格した検察官でも全員なれるとは限らない地検のトップに抜擢されたそうです。
日本では、公務員の人事には、従来の慣行が重視されるため、実務において優秀な人でも検察事務官出身の検察官はなかなか出世するのが難しいのが現状です。
しかし、勉強が出来る人=仕事が出来る人ではないので、公務員も慣行に縛られずに仕事が出来る人を出世されることは、国民にとっては良いことだと思います。