2024.09.29 日本司法書士会連合会副会長の逮捕
虚偽の不動産登記で強制執行を妨害したとして、強制執行妨害目的財産損壊等などの疑いで、元タレントの羽賀研二と共に日本司法書士連合会副会長が逮捕された。
捜査関係者によると、羽賀容疑者は過去の詐欺事件を巡りおよそ4億円の被害弁済を命じられ、強制執行で不動産が差し押さえられる可能性があったため、差し押さえを免れるため、別の会社を設立し、司法書士の野崎容疑者が虚偽の登記をしたとみられる。
司法に携わる司法書士が反社と関わり、このような事件を起こしたことは前代未聞だと思われる。司法書士として、野崎容疑者がこの事件にどうように関ったのか、今後の捜査に注目したいと思います。
2024.07.26 お盆休業のお知らせ
誠に勝手ながら、令和6年8月10日土曜日から12日月曜日まで休業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
2024.06.24 資源大国日本へ
東京大学と日本財団は、南鳥島沖で日本の排他的経済水域(EEZ)内に、レアメタルを含む海底鉱物資源が約1万平方キロにわたって高密度に分布していると発表した。推定される資源量は約2憶3000万トン。このうちコバルトは約61万トン、ニッケルは約74万トンと見積もられ、それぞれ日本の消費量の75年分、11年分に相当するという。
既存技術を活用して国産化・商業化出来れば経済安全保障上のメリットは大きいと思うので、官民で総力をあげて南鳥島沖の資源開発を進めて欲しいと思います。
ただ、現代の日本はAIや医療は優秀な若者に人気ですが、化学はいまいち人気がないように思います。日本の化学者はアピール不足だと思います。エネルギーがなければ人類は何もできないので、研究費を集中投下して、今回の発表を契機に若者に化学の良さをもっとアピールして欲しいと思います。
2024.05.20 共同親権が可決
現在は、離婚後に父と母のどちらか一方が子供の親権を持つ「単独親権」が採用されているが、2026年までには、父と母双方に親権を認める「共同親権」が施行されます。
共同親権の導入をめぐっては様々な声がありますが、私は、賛成の立場です。単独親権では、親権を得た側は必要以上に1人で子育てしようと思いがちで、相手との面会を避けるケースがあります。また、面会交流は原則月1回で会いたくても会えない現状があります。
今回の改正により、離婚後は、「夫婦」から「親同士」へ意識を変え、関係性を再構築して行く必要性があると思います。
2024.04.18 津地裁判事が国を提訴
津地裁の竹内浩史判事が、裁判官の給与が勤務地で変動するのは、報酬の減額を禁じた憲法に違反するとして、本来受け取るべき給与との差額240万円の支払いを国に求めた。
竹内判事によると、国家公務員の地域手当の支給率には最大20パーセントの格差があり、大阪高裁、名古屋高裁での勤務を経て津地裁に赴任した結果、給与は事実上計240万円の減額になったという。
都市と地方で格差が大きいのは、住居費くらいだと思いますが、国家公務員の地域手当は住居費等を考慮しても、都市部に比べて地方の支給率は低いと思います。それにより、国家公務員の多くは、都市部での勤務を希望していると聞きます。この現状では、地方の衰退を加速させることに繋がってしまいます。地方活性化の観点からも、政府には今回の事件を考え直すきっかけにして欲しいと思います。