先日、相続登記をご自身でやられた方が、その際の法務局の登記相談で未登記建物があると指摘され、建物表題登記の依頼を頂きました。
評価通知書を見ると、家屋番号の記載がなく未登記のように思われましたが、底地から建物の登記情報を検索すると、評価通知書で未登記となっていた建物の登記事項がありました。
市役所は新築してすぐ登記された建物は、法務局からのお知らせにより評価通知書に反映させますが、新築してしばらく経ってから登記した建物については、既に課税の対象となっているため、登記されたか否かにはあまり関心がなく、評価通知書に反映していない場合があるように思います。
結局そのお客さまには、市役所に既に登記されている建物であることを伝えて、もう一度相続登記をするようにアドバイスしました。